そもそもカードでどのくらい稼げているのか?
陸マイラーを始める前に、ANAカードでどのくらい稼げるのかまとめておきたいと思います。(フライト関係でのマイルは除きます)
ANAカードには大きく分けてランクが3種類あります。
- 一般カード
- ゴールドカード
- プレミアムカード
それぞれをざっくりとまとめてみます。
一般カード
- 年会費は数千円
- 100円の買い物で0.5〜1マイル
- 100円で1マイルを実現するためには年5,000〜6,000円ほどの移行手数料が必要
- 年に1度、1,000〜2,000マイルの継続ボーナス
ゴールドカード
- 年会費は1.5から3万円程度
- 100円の買い物で1マイル
- 移行手数料は無料
- 年に1度、2,000マイルの継続ボーナス
- 年会費は7.5〜16万円と高額
- 100円で1〜2マイル
- 移行手数料は無料
- 年に1度、10,000マイルの継続ボーナス
ANA最強の還元率カード
コストパフォーマンスは別として、単純に還元率を最強誇るのはANA Diners Premiumです。ただし、招待制のカードなのでinvitationを待つ必要があります。もしくは問い合わせてみるとなにかが起こるかもしれません…。
国際線ビジネスクラス特典航空券あたりに変えるとして、1マイル5円相当として計算すると…、
- 10,000マイル/年の継続ボーナス → 5万円相当
- 100円で2マイル → 10%相当(ただし1回あたりの買い物の99円以下は切り捨て。つまり199円でも2マイル、200円になれば4マイル。毎回199円の買い物をしていると、5%還元相当に減弱してしまいます…。)
年会費が167,400円ですから、飛行機の利用がなくても最低年間117万4千円カード決済(23,480マイル = 117,400円相当)すれば、もとが取れる計算ですね。しかしペアでビジネスクラスでハワイに毎年行くためには年間600万円の決済が必要ですね。もちろん飛行機の利用やポイント優遇特典の利用があれば多少は少なくて済みますが、いずれにせよかなり大きな負担ですね…。
ただ、この100円2マイルは馬鹿にできず、カードで買えばすべて10%引きになったことと同じと考えるとすごいことです。コンビニで100円のアイスを買っても、そのうちの10円は飛行機チケットにまわった事になります。なので、私は何を買うにしてもDiners優先しております。
一方で、invitationなしで入れるカードで通常のショッピングでの還元率最強のものはVISAプラチナプレミアムカードでしょうか。
この場合、
- 10,000マイル/年の継続ボーナス → 5万円相当
- 1000円で15マイル → 7.5%相当
年会費の86400円は49万円の決済で元が取れる計算になります。ただし2人ビジネスでハワイに行くためには800万円の決済が必要ですね…。
まとめ
年会費が高いカードのほうがもとを取るのは大変だが、利用額が大きい人には1マイルあたりのコストが下がる(ハワイのシミュレーションではコストが約3/4になる)メリットがある…という当たり前の結論ですね。